今日は、秋川流域がん対策推進議員連盟(日の出町・あきる野市・檜原村の議員)の30名で、千葉市にある国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所へ 伺いました。
先進医療である重粒子線がん治療について、研修しました。
始めに山田聰重粒子線がん治療普及及推進ユニット主任研究員より概要説明がありました。
従来の放射線治療に比べて重粒子線治療の特徴は、体の奥深くでも線量が高い精度でがんに集中出来ること、そのうえ細胞を殺傷する力が強いことです。そのために、正常組織に与える影響を抑えて、がん細胞を強力に殺傷することが可能になります。
その後、新治療研究棟でガントリー室を、重粒子線室でイオン源室を視察しました。医療施設は機械自体が、120m×60mもあり大規模なものでしたが、先進医療として臨床試験が日々進められていること等、とても勉強になりました。